富士通製のスレートPC「STYLISTIC Q550/C icon」を触る機会があったので、分かる範囲でレポします。

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直販サイトで購入 → STYLISTIC Q550/C 



スレートPCって言うのは、iPadなどに代表されるタッチパネルによる操作をし、OSはWindowsが入っているPCです。

タブレットPCと同義で良いと思います。



上部:SDカードスロットがあり、背面に指紋センサーが付いてます。

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下部:ドックコネクタ(左)と電源コネクタ(右)

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左側面:USBポート、スマートカードスロット、イヤホンコネクタ、HDMIコネクタ

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右側面:電源スイッチ、不明ボタン、画面回転ボタン、ALTボタン、ワイヤレススイッチ。
真ん中に三つ並んでいるボタンのうち、左のボタンの用途が不明です。
キーボードっぽいアイコンがあるんですが、押しても何も起こらない。

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三つのうち真ん中のボタンで画面がくるくると回転します。
でも、ボタンでしか回転しない時と、iPadみたいに傾けたらそっちが下になる時とあって、細かい設定は不明。
右のボタンも「ALT」とは書いてあるけど、本来の用途は不明。



有線LANポートがない、USBポートが一つしかない、って言うのはPCとしてはイマイチですが、モバイル(タブレット)用途としては、充分でしょう。

原則ワイヤレスで、クラウドを中心とした使い方になるでしょうから。



タッチキーボードを表示したところ。

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iPadやiPhoneの場合、文字入力枠にカーソルが当たると、自動的にキーボードが表示されますが、こいつの場合、入力枠にカーソルを当てて、さらにキーボードアイコンをタップして初めて表示されます。

ちょっと面倒ですが、acer製のタブレットPCも同じ動きだったので、OSの仕様なんでしょうね。

タッチキーボードは画像ぐらいが最小サイズ(多分)で、枠をドラッグすることで大きさが変えれます。

固定で表示させることもできますが、画面の半分ぐらいを占領してしまいます。(上固定が下固定のどちらかが選択可能)

タッチキーボードを常時表示にするなら、縦置きで使うのが良いですね。
横置きだと、画面がほとんど使えませんから。



ピンチイン・ピンチアウトにも対応してます。
元々拡大縮小できるものに限られますが、かなり便利ですね。
エクセル・ワード・パワーポイント・PDF、ウェブブラウザなどが、ピンチイン・ピンチアウトできます。

画面のスクロールもフリックで動きます。
もちろんスクロールバーをドラックしても動きます。

iPadに慣れてるとフリックの方が良いですが、そうでないならスクロールの方が使いやすいと思います。



難点を挙げるとすれば、タッチしている場所が分かりにくい事。
Windowsなんで、ウインドウとかをドラッグで広げたりできるんですが、なかなかうまくドラッグができない。

元々そんな事をする想定ではないんでしょうが、かなりやりにくいです。



用途が限られてくるんでしょうが、iPadアプリやAndroidアプリを作るまでもないものや、すでにASP.netやVB.net、PHPなんかで作られたシステムを、モバイルでも流用したい場合には、有効な端末ですね。

これから使う機会が増えそうです。

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