今日は午後から、我が母校、愛教大の卒展を観に行ってきました。

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刈谷市美術館で、今日までの開催。
10年以上ぶりの卒展。
昔とは場所も違い、教育課程の美術科と合同という点も違います。
いろんな懐かしさや新しさも含め、楽しめました。



僕も愛教大の総合造形コース(今は造形文化コース)のガラス専攻の卒業生で、卒業後5〜6年は卒展にも行ってたんですが、行かなくなりました。

その頃の卒展は、あまりにも作品のレベルが低く、観に行っても楽しくなかったんですよね。5〜6年も経つと知ってる卒業生もほぼいないし。

では、10年以上観に行っていなかった卒展になぜ行くことになったのか。
たまたま愛教大のガラス専攻の人とFacebookで友達になり、今春卒業とのこと。もちろん卒展にも出展します。
卒展はしばらくぶりだし、知り合いが出展するなら、観に行ってみようかな、という訳です。

もちろん、FB友達にも会って来ました。
FBで友達になって、リアルに会うのは初めて。
そもそも会って分かるのかドキドキでしたが、何とか合流成功。
知り合いなのに「初めまして」から入る変な感じに戸惑いもありつつ、短い時間でしたが楽しく話すこともできました。

何度も言ってますが、改めて言います。
「Facebookってすげぇなぁ」



さてさて、肝心の卒展はと言うと、一言で言えば「完成度が高い!」。

作品のレベルに差があるのは仕方ありませんが、高いレベルにある作品がもの凄い完成度です。
「本当に学生か?」と思えるものもチラホラ。
特に僕らの頃はなかった「プロダクトデザイン」と言う専攻が、もう驚きでしかなかったです。

卒業制作の展示と言うより、商品発表とかプレゼンのレベルですね。

「プロダクトデザイン」と言うだけあって、実用性を前提に考えられているんですが、今すぐ売れますよ。

僕らの頃は、各年度に2人、優秀賞みたいなのが与えられていましたが、今はないようです。あれば1つは間違いなく選ばれる作品です。



他にも自分がガラス専攻だったからか、ガラスの作品が良かったですね。



プロダクトデザインに次いで良かったのが、美術科・デザイン研究室の作品

コンセプトの提案であるものの、そのままプレゼンに使えるレベルで、自治体や企業にはマジでこれらを採用して欲しいぐらい。

問題点の洗い出し、考察に始まり、プロトタイプまで。プロトタイプと言いながら、そのまま採用して良いレベルです。


教育大だけあってか、教育をテーマにしたモノもあり、嫁(保育士)に見てもらいたかった。



Facebookが縁で、久しぶりに訪れた卒展。
思いのほか良い時間を過ごすことができました。
また来年も見に行こうと思います。
子連れで。

子ども達には少しばかり退屈かもしれませんが、こういった物にも触れて欲しいので。





オマケ。
僕の卒業制作。
今ウチにあるのは、ほんの少しだけで、これは30cmぐらい。このサイズの作品が6つと、60〜100cmサイズの作品を6つ出品しました。
メインはデカい方なんですが、作品も写真も手元にない。

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今見るとかなりショボイですね。
こんなんでレベルが低いとか、よく言えたもんだ。

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もう一つオマケ。
刈谷市美術館にあったベンチ。
さすがに美術館のベンチだけあって、オシャレ。

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2012.02.28 追記
作者の方のご指摘により、作品の写真を削除しました。
作者、及び関係者の方々にはご迷惑をお掛け致しまして、大変申し訳ありませんでした。
この場を借りてお詫びい致します。