自称「ドラえもんマニア」略して「ドラマニ」の、よさ@管理人です。
2004年に隔週で発売された『ぼく、ドラえもん。』も全巻持ってますよ。

そんな僕が、川崎市にある『藤子・F・不二雄ミュージアム』に行ってきました。



『藤子・F・不二雄ミュージアム』とは

ドラえもんやパーマン、おばけのQ太郎の原作者として知られる、藤子・F・不二雄さんのミュージアムで、神奈川県川崎市多摩区にあります。
藤子・F・不二雄の「夢」と「ふしぎ」と「遊びゴコロ」に出会えるミュージアムです。
あたたかみある笑い、ありふれた子どもたちの日常、こだわり続けた「SF-すこしふしぎ-」。
藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)は、読んだ人の心まで笑顔にする、そんな「まんが」を描き続けました。
夢、希望、友情、勇気、大いなる好奇心。そして、人を愛する優しい気持ち…。
これらの思いを、当ミュージアムは現在に…、そして未来へ伝え続けていきます。
藤子・F・不二雄 ミュージアム 公式サイトより



登戸駅周辺は『藤子・F・不二雄ミュージアム』一色です

最寄りの駅は、登戸駅(JR・小田急)。
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駅の構内からすでに『藤子・F・不二雄ミュージアム』に関わる物が、あちこちに登場します。
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登戸駅から出ているバスも。
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『藤子・F・不二雄ミュージアム』到着!

外観は意外と普通。
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でも、周辺にはあちこちに隠れています。
目の前を流れる川の柵には、「ドラえもん」「ドラミちゃん」
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周辺地図の案内の上には、「エスパー魔美」。
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植垣のオブジェには、ドラえもんファミリー。
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傘立ての使い方は、ドラえもんが説明してくれます。
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入り口の前にある、入場を待つ列の横には、ミニギャラリー。
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このミニギャラリーを抜けると、動画による館内の注意事項があります。
良い子はちゃんと聞きましょうね。
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これを聞いたら、いよいよ入場です。
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館内は、楽しめる工夫が盛りだくさん

チケットと引き換えに渡されるものの一つに「おはなし電話」と言う物があります。
これは各展示で、指定された番号を押すと、その展示に関する解説を音声で聞くことができる機械です。
コレがあったおかげで、とても分かりやすかった。
子供用、英語版があるので、それぞれお求めください。



展示室1

入ってすぐにある展示室。
マンガについての展示がされています。

まんがができるまで
右手に早速面白そうな展示が。
マンガの制作過程を、ホログラムっぽいアニメと実物で紹介されています。
撮影禁止なので写真はありませんが、これは見ものですよ。
  • コマ割り、セリフ、下書き
  • ペン入れ
  • 消しゴムかけ、ベタ入れ
  • ホワイトがけ、トーン貼り
  • チェックして完成
この5つの工程で解説されています。

各作品の原画の展示
展示されている原画は、「ドラえもん」、「エスパー魔美」、「オバケのQ太郎」、「パーマン」、「ジャングルクロベエ」、「ウメボシ殿下」等々・・・と藤子・F・不二雄作品を網羅しています。



ヒストリーロード

藤子・F・不二雄こと、藤本弘さんの人生が描かれた廊下。
各作品の連載開始やアニメ放送開始、各賞の受賞などが紹介されていました。
 
僕にとっての思い出深い出来事と言えば、「1979年 ドラえもんアニメ放送開始」ですかね。
 


藤本先生の部屋

一階から二階への階段には、藤本先生の仕事部屋が再現されています。
図鑑やフィギュア、各種資料が山積みでした。
たった1カットでも、必ず資料を見てから書いていたらしいです。



展示室2

ここは長編アニメの原画展と言う趣。
最近リニューアルしたみたいで、図録とは違う構成でした。
 
常設展示の作品と、交替で展示している作品があるようです。
今回僕が見たのは以下の作品たち。
  • のび太の恐竜
  • のび太の宇宙開拓史
  • のび太の大魔境
  • のび太の海底鬼岩城
  • のび太の魔界大冒険
  • のび太の宇宙小戦争
  • のび太のねじ巻き都市冒険記

原画の展示と紹介、長編映画の背景の紹介が展示されています。
また、漫画家「藤本弘」の紹介もあり、先生の人となりが分かります。
その中の一つに、巨匠「手塚治虫」に、天才漫画家として紹介されている「藤子不二雄」のテレビ放送が流れています。
午前中に見た『鉄腕アトム放送50週年記念 アトムが飛んだ日』とシンクロする様な感じで、何だか良かったですね。



きこりの泉

展示室2の途中から休憩コーナーに出れますが、外には「きこりの泉」があります。
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手前のレバーを上下に動かすと・・・
綺麗なジャイアンが出てきます!
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Fシアター

「おはなし電話」を返したら、「Fシアター」へ向かいましょう。
ここは、オリジナルストーリーの短編映画が上映されています。
今回観た内容は、「ドラえもん」と「21エモン」のコラボ作品。
オリジナルとのことですが、これは見たことあるなぁ。
多分、僕が小学生の頃にみたはず。
「ドラえもん」と「21エモン」が同時上映された時があったんですよ。
おそらくその時に。

上映終了後のお帰りは、晴れの日限定の出口「通り抜けシアター」から。
上映されていた壁が上に空いて、そこから出ると中庭。
これは驚きとワクワクがある仕掛けですね。



中庭には、キャラクターのオブジェが。

シアターを最終上映の17:40で観たので、もう時間がありません!
閉館は18:00です。

3F中庭には、アニメから抜け出した様なジオラマが展開されています。
ココは写真撮影OK。

空き地の土管とドラえもん
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土管の中に落書きがしてあった。
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どこでもドア
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ドラえもんとのび太とピー助
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もしもボックス
古いバージョンなのがニクい。
新しいのは全面ガラスなんですよ。 
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他には、壁から抜け出るオバQ。
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パーマンが芝生に寝転がってたけど、写真撮ってる時間がなかった。



ミュージアムショップ

ココも時間がなくて、ざっくりとしか見れていませんが、子ども達にお土産。

藤子不二雄キャラクターのマスキングテープ
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図柄はこんなんです。
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同じく消しゴム
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自分用に図録
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図録はリニューアル前のモノです。
コレはなかった。
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これは見逃した。
入場時に天井を見てみましょう。
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他にも楽しいポイントがたくさん

館内には、隠れミッキー的に面白いポイントがいくつかありますが、他にも楽しいポイントがたくさんあります。

ミュージアムショップの出口。
かるたの様な感じ。
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ミュージアム前のベンチ。
鉛筆になってる。
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バス停前の壁。
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よくよく見ると・・・
ドラえもんの目になってる!
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シャトルバスもワクワクがいっぱい

ここで、シャトルバスを改めてご紹介。
バスのつり革や、ベルにも藤子キャラクター。
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バスは何種類かあるので、それぞれのつり革を観るのも楽しい。
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二種類のバスを撮影してみましたが、何か気づきませんか?
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ナンバーがどちらも「2112」ですね。統一してるのかな。
では、「2112」とは、なんでしょう?
答えはコメントに書いておきます。
ドラマニアなら分かるよね。



入館時間は12時がオススメ

藤子・F・不二雄ミュージアム』は、『三鷹の森 ジブリ美術館』と同じく、日時指定の予約制です。
今回は直前でチケットを購入したので、入場時間は16時。
16時に入場だと、正直言って、時間が全然足りません。
カフェは17:00、シアターは17:40、ショップは18:00、シャトルバスは18:40が最終です。
閉館も18:00ですし。 

家族で来て、見るだけでなく遊ぶなら、できれば12:00、遅くても14:00が良い。

今回は何だか不完全燃焼な感じなので、もう一度行きたいな〜。
と考えています。
まだ見ていない所もちょっとあるので。